2023-06-21tamao
この場所を再開させたいなあと思いつつ、そんな思いも流されたのか、流してしまっていたのか、はや2年も止まっていたみたい。2年前といえば、わたしはまだ西荻窪に住んでいて、住み始めて1年くらいが経とうとしていた頃だったかな。さくらちゃんはふたつ前の家にいた?駅前のマックを買って、近くにある公園でピクニックしたの、ほんと楽しかったなあ。あの公園はなんていう名前だったっけ…。
今は帰省中で熊本にいるよ。なんで帰省しているのかというと、こんな長い休みも滅多にないし、家族に会いたかったからだなあ。弟になんで帰ってきたの?って聞かれたとき(そんな質問ある?)、帰ってきたかったからだよ!って咄嗟に答えて、その純粋な理由を思ったりした。とはいえこちらに帰ってきたものの、平日の昼間はみんは仕事や学校だから、ひとりで家にいる時間も多くて、ずっと先延ばしにしていたことをやったりしてた。その中の一つとしてこの場所の作り直しもしてみたよ。前使ってたブログサービスがスマホでの更新がしづらかったのと、今使ってみたいサービスがあったのでそちらで作り直してみました。昔の投稿も読み返してたけど、ひとりごとの日記のような、でも互いに送り合うような、絶妙な文章がすごくいいね。いいねと思ったよ。
もうすぐあまりにも長い休みがおわり、次の新しい会社がはじまる。働いた4年間ほどは毎日、毎週、こなすように日々を暮らしていたように思う。メモにもすごく簡単なざっくりとした買い物リストや、1週間にやることをまとめたTodoリストが出てきたり。なんとか可視化してやるべきことをやったり、見て見ぬふりをしたりしながら、生活してたみたい。思い返すと、もちろん楽しい出来事や人との出会いもあったけれど、平日を労働と簡単な休息に捧げ、週末は平日を取り戻すかのように出かけたり休んだりしていて、その繰り返しで数年を過ごしたのは果たして間違ってなかったのかななどと思ってしまったりもする。だけど楽しかったことは楽しかったことにちがいないし、2年前の私たちはうまくやってたことが昔の文章から分かったりもした。
2年前はまだ今とは違って、いわゆるコロナ禍、の生活だったよね。2019年の年の瀬、2020年の年が明けた頃から流行しはじめたウイルスによって、社会が根底から分断されて、それまでの当たり前がみるみる変わってしまって、ただでさえ色々と考えたり感じたりするわたしたちだったのに、思うように出かけられず人とも会えずマスク越しでのコミュニケーションでいつも感染の恐怖にさらされるという様々なストレスのなか、必死にこころの拠り所を探したり小さなよろこびを見つけたり。上手に生きていたとおもうし、いまもきっとうまくやってるよね。
そういえば!この前たまたま京成曳舟駅側のサイゼリアの前を通ったらなんとつぶれちゃってた。賑わっていたのにね。なくなったのかなしい。何度か待ち合わせた憩いの場だったよね。そんなこんなであのビルの自転車置き場にある自転車はみなゴールドジムのマッチョたちのものだよね。そう思うとなんかおもしろい。
東京に戻ったら、転職、引っ越し、と大きなイベントが待っているからちょっと気が重いけどやっぱり楽しみ。前会った時も話したけどさくらちゃんとまた週末のんびりカフェに行ったりピクニックしたり展示観に行ったりしたいな。LINEするね。
2021-08-24sakura
水面が揺れる
だいぶ前だけど、今井麗さんの個展に行きました。小さい作品が多い印象だったから、大型の作品を初めて見て、心を射抜かれたようにその場で硬直してしまった。主に日常的なモチーフを描いているんだけど、どこか不穏/不安定な感じがあり、それが何とも言えない魅力につながっているのかな、とか思った。油彩の魅力にその日は1日ぼーっと浸っていて、油彩画を習おうかと思ったよ。
最寄り駅には踏切があって、地上を走る電車だから駅のホームから電車の進行方向の線路が一本道みたいによく見える。夏だからか線路沿いに蔦のような植物が生い茂っていて、そこに差し込む太陽の強い光を見るのが好き。昨日は昼間にホームに立っていたら、向こう側に陽炎が見えて、それだけで夏を感じて周りがじとっと暑く感じた。
ホウキで空を飛ぶ夢をよく見る。どうやって飛んでるかはわからなくて、身体全部に力が入っている感覚があるからちゃんと疲れるし、最初はドキドキする。でもしばらく飛んでいると、だんだん飛び方がわからなくなっていくの。あれ?今まで当たり前にできていたことが何でできなくなるんだろうという焦りや不安のような感情がわーっと押し寄せてきて、大体そこで終わる。細部は変わっても同じようなパターンの夢を定期的にみるから、精神的なことと関係しているのかな。
最近みた映画について、自分はとても良かったなと思ってインターネットで色々と調べていたら、あまり良くない評価のコメントを目にしてモヤってしまった。もちろん、全員が全員手放しで絶賛するのは危険でもあるし、そういうものは世の中には存在しないと分かっている(つもりだった)けど、どんなふうにそういう評価と付き合っていったら良いのか……。自分とは反対の意見だったら、そういうこともあるよな、という感じで流せるけど、それはちょっと(もしかしたらかなり)的確で「確かに」って思ったからこそ、なかなか心にこびりついて取れません。これからこの体験もセットでその映画のことを思い出すのだろうな。
時間がだいぶ経ってしまって(ごめんなさい)、何から話して良いかわからなくなるけど、ぱらぱらとここ最近で話したかったことを書きました。思う存分に出掛けることや人に会うのことが制限されて、自分は何が好きだったのか何に熱狂していたのか、見失ってわからなくなって無になった気分が続いた期間があり、1日が泥のように過ぎていく感覚が辛かった。もう1年以上も経つけど、まだこの生活に慣れないというか、うまく自分の身のまわりのことや社会のことを受け流せなくて苦しい。きちんと消化して、受け入れるとは違う方法を模索しています。早く会いたいな。
2021-06-20tamao
梅雨は梅の雨と書くのはなんでだろうねの、梅雨のある一週間のはなし①
七月になったね。最近は、雨がふるよ、ふるよ、とずっとふるよ、と脅されてるような天気予報が続いていたのに全然ふらないじゃん!みたいな日が続いてたね。雨は降らないけど、たっぷり湿気を含んだ空気。まるで梅雨というよりは雨季みたいな。東南アジアのべったりと肌にまとわりつく空気ってこんなかんじかなとともったり。わたしはこの夏の手前の季節、窓を開けたまま眠りに落ちるのがすきでよくやる(防犯上ほんとうはよくない…でもわたしにはきっと窓を開けて眠る自由がある)んだけど、それで雨が顔にかかって起きた朝もあった。
さて、いまはたぶん四国あたりの上空にいます。一週間休んで、半年ぶりの帰熊のため!雲の上って本当に晴れなんだね。地上はあんなにどんよりとうす黒い雲がいてあんなにひんやりしていたのに、雲の上はこんなに晴れやかだよ。
さいきんはというと、会う人会う人に大豆田とわ子について話し、観ていないというひと数人にはおすすめしていたんだけど、そのうちのひとりから、全部観たと、すごくよかったと、先日報告のLINEがあった。観終わったほやほやの状態で送ってきてくれたのか、そのLINEは長文でテキストから感動感動、その動揺がずんずん伝わってきて、とってもうれしかった。こうやって好きの輪が広がっていくことはうれしい。誰がしゃべるどこのシーンにじんときたかとかはっとしたと言い合いながら、この坂元裕二ドラマをみる時の感覚が動じる現象は、日常における取るに足らないような些細なこと(それでいって重要なこと)を掬い取ってもらえた快感なのかも、みたいな、そんな話をした。
この出来事みたいに、同じものを見て、それに反応して生まれる感情や思考のゆらめきを語り合うことで、語り合う中のわたしとあなたの心の絆みたいなものが強くなったりするよね。そんな小さな共鳴をいくつもいくつも紡いで、わたしたちの関係性は生まれてるんだよね。
というのを、機内で書いてからだいぶん経っちゃた。一週間休んでの熊本では、自転車に乗って近くの湖に行ったり、弟の運転で阿蘇へ行ったり、母とランチに行ったりたのしく過ごしています。こっちは快晴と曇天を繰り返すような天気。滞在も折り返し地点。思う気ままに過ごそうと思う。
2021-06-20sakura
夏至の夕暮れがきれいだった
今日は夏至なんだそうで、インターネットの人たちも街中の人たちも何だか浮足立っているように見えてしまいました。かく言う私も仕事の帰りに最寄り駅より数駅前で降りて、美味しい飲み物を買って少し散歩しながら帰りました。最近は、道ゆく植物と土の匂いが濃くなっていて、気を抜くと子供の頃の記憶に心が飛んでいってしまう。この前の休日に近所を散歩をしているとき、行ったことがない道にふと気が付いたので、散歩というのは「散る」「歩く」と書くんだよなと思いながら、いつも渡らない線路を乗り越えた先の道に進んで行きました。そこはいつも通っている道より随分のどかで、草花が多く茂っていて、心がほくほくとしました。人間ってこんな少しの出来事で嬉しくなったりできるんだよね。そんな気持ちを思い出して、照りつける日差しのなかを歩きまわった。もうすっかり季節は夏で、少し歩くだけで汗をかくね。
この前、好きな銭湯の姉妹店に行ったら、去年リニューアルオープンしたこともあって、今どきのイケてる銭湯を体験できた。黄金湯というところなんだけど、銭湯の中で音楽がかかってるの。これが案外良くて、大きな空間でゆったりと音楽を聴く快感って間違いなくあるなと思った。その日は銭湯のおかげで、よく眠れて、肩と足も軽くなった。銭湯を出たあとは足取りが少し軽くなったような、地に足がついていないような不思議な感じがする。一緒に行った人と気持ち良かったねって話すこと、風に当たりながらだらだらと帰ること、全部ふくめて銭湯が好きだ〜の最高な気持ちになった。
6月から美術館、映画館が続々と再開。展覧会も事前予約制のところがほとんど。映画も展覧会もチケット予約をするだけで嬉しくなってしまって、結局あれも見たいこれも行きたいって欲張りすぎ、いつも予定を詰めすぎてしまう。足の疲労感を翌日まで引きずって、ああ筋トレしなきゃって思う。
2人でピクニックに行ったとき、ペンギンが170cmあることでたくさん笑ったね。あと、和歌山県にあるアドベンチャーワールドにはめっちゃパンダがいること。めっちゃってどれくらいなのって(7頭でした)。2014年生まれの双子「桜浜(おうひん)」と「桃浜(とうひん)」の名前の可愛さに悶えたり。あれはとても楽しい1日だった。
これからは夜が長くなるいっぽうで、梅雨のせいできっと急に冷えたりするのだろうけど、自分を抱きしめてあげるような気持ちで何とか頑張ろうと思います。
雨が降りそうな時期になると、土の匂いが色濃くなるの、わかる。わたしも小学生の時の通学路をおもだいすなあ。
そうそう、人って、小さな出来事でも嬉しくなれる。それに気づいてから生きやすくなった。フランスのひとはよく「ça fait du bien, non?(よいきもちだとは思わない?)」ってよく言ってることを思い出した。口に出すことも大事だなとおもう。できるだけごきげんでいたいもんね。
たしかに音楽が流れている銭湯、いったことないかも・・!と思ったよ。銭湯の帰り道はよい時間だよね。とくに、好きな人とだらだらとのんびり歩いて帰ること。その道でねこを見つけたりするのとか。帰ったらふかふかのお布団にねころぶだけだし。無敵なきもちになる。
美術館、だんだん展示の情報を見るようになった気がする!ただずっと天気が悪い日が続いててやるせないよね。緊急事態宣言もふたたび出てしまったし。なんだかんだオリンピックはやるみたいで、それも二週間後くらいなのかな?最近はどう過ごしてるかな。わたしは最近、ちょっと暑くても靴下を履くと末端に熱がちゃんと残って、からだが全体的に調子いいような気がしてるよ。
tamao
2021-06-04tamao
六月のさまざま
最近はラインで送ってくれる花の写真を眺めてはさくらちゃんが住むあたりの景色のその延長に想いを馳せたり季節を感じたりしているよ。あと、あの背の高い強い朝顔みたいな花は立葵という名前であることを知ってほんとすっきり。写真いっぱい送ってくれてありがとう。わたしはやっぱりあの使徒っぽさのあるあの紫陽花が好き。かわいくてかっこいい、戦闘体制の花。世田谷代田にもいたね。
ここ最近、生理だったのも大いにあると思ってはいるけど、たいへんに眠い毎日だった。でももう生理は終わってる。女性って生理に影響を受けないのって一ヶ月のうち一週間だけみたいだね。だいたい生理前か生理後にあたるという。血を流しながら働いてる人がいるっていうすごい世界、みんな分かっているのかな。眠い話にもどるけれど、最近朝早く起きてると話したよね、そう、早起きする日々でいてふと考えてみると夜早く寝ているわけでもないなとおもって、まあ大体6時間半~7時間くらいの睡眠時間だったので、まあ足らんかとおもい、8時間、9時間、10時間と寝てみたんだけどそれでも眠い。夜も昼も朝も。自分の部屋にいるとより一層。血糖値が足りんのか?鉄分が足りないのか?とかいろいろ対策してみたりしてるんだけど、しんどすぎてラインで相談したら季節の変わりかもしれないね、と落ち着いたね。そう思おう。
じぶんの体に異変があるとすぐ敏感になっていろいろがすべてが怖くなる。そんなときない?いつ死ぬかわかんないんだから、アイパレットもうちょっと綺麗にしとこうとか、いらないレシートはちゃんと捨てようとか思う。しかし、死ぬかもと思った時に心配になることとしてはちっちゃくてみみっこすぎんか?心配になることの小ささがわりと自分でも意外。
家を壊す時って、その家で使ってた家具とか食器とか、そのままにしてトラクターで壊していったりもするのかな?だって壊して破壊して破片にしてしまえば同じだし。そらある程度は家の中から外に出して処分してそうだけれども効率がいいのはいっしょに壊してしまうことだよね。予算の関係とかもあるのかなあ。
お弁当を作るときで材料も十分にある場合は同居人の分も作るわたし、昨日はガパオライスを作ったよ。お肉の半分を豆腐にしてヘルシー目に(とはいえ豆腐が好きだからそうしたんだけど)、具は自由にトマトとズッキーニにしてみた。豆板醤入れすぎたもんだからかなり麻婆豆腐味の強いガパオになったけどおいしかった、そして美味しかったって言ってもらえたよ。自分の作ったものを美味しかったって言ってもらえるのはこんなにうれしいのかあ!と感動したり。なにも反応がないときはあんまりおいしくなかったかな、と思ったり。最近はいろいろ作ってみてる。ガパオは定番、あとはブロッコリーの和風マヨサラダとか豆腐そぼろとか、キーマカレーとか。
と、さまざまに途切れ途切れな日記をしたためていたよ。もう六月になって数日が経ったね。はやいはやい。時間が経つの早いっての、いつまで言うんだろ。
体の変化に敏感になること、私はすごく良いことだと思った。ちゃんと病院に行ったり、生活習慣を変えてみたり。基本的なことだけど、目まぐるしく進んでいく生活のなかでは案外難しいよね。死ぬかもと思った時に心配になることは、ちょっと面白かった。きれいになったアイパレットと、すっきり整理された財布を見て、何だか予感がして片付けたのかなあと思いを馳せてしまうところまで想像しちゃった。これはいろんな人に聞いてみたいね、個人差がかなりありそう。私は何か心配になるかな……あんまりない気がするけど、PCやiPhoneの暗証番号とかってどこかに書いておいた方が良いのかな。自分がいなくなったあと、誰かに中身を見てほしいかも。やっぱり恥ずかしさはあるけど、もう自分はいないからどうでも良いって思えるし、自分の部屋みたいなところがあるから誰かには見てほしい。
家を壊すといえば、近所では新築の家がすごいペースで建っていて、一軒家をショベルカーでがんがん壊している場面によく遭遇する。真面目に考えてみると、家具とか食器とかは分類が大変なんじゃないかなあ。建築の木材は回収してそれ相応の処理をしそうなイメージ。だから、ただのゴミが紛れてしまうと何か不都合がありそう。いや、わからないけどね。「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」という映画で、主人公が家(家具もふくめてだった気がする)を破壊していく痛快なシーンがあったことを思い出したよ。原題は「Demolition(破壊、解体)」なんだって。邦題との距離がすごいな……。
自分が作った料理を誰かに食べてもらうって楽しいよね。美味しいって言われるのは素直にとっても嬉しい。私もいつかそのお弁当食べたいです(定番のガパオに惹かれる)。
sakura
2021-05-24tamao
とても晴れた日
ここ数日はこの場所を作り上げるのにお熱となり、いろいろ調べたり試行錯誤しながらここを作りました。ここをふたりにとって世界への窓となる場所として、時や場所を超えたどこかにいるだれかの耳に届いてしまうかもしれない、海に漂うようなひそひそ話をやっていきたいな。
さてさて今日は5/24(火)なのだけど、先週末はなにかと東西線にのることが多かった。金曜日の夜に久しぶりに池袋の新文芸坐(しんぶんげいざ、わたしにとって読み上げることが難しい)へ映画を観に行くときに東西線に乗り、翌日の土曜日にさくらちゃんとわたしたちの心のふるさと早稲田の喫茶店は行くべく東西線に乗りました。東西線でも一番好きなのは、平日の昼間に乗る中野までの上りの線。地下に潜る前なので地上を通って景色が見れるしさらに平日の昼なんて乗る人も多くないので、きれいに窓の外を見れるんです。総武線のあの界隈の街が好きな理由のひとつに気取ってなさというのがあります。あやしい匂いのする看板も少なくないし、酔っぱらいやちょっと大丈夫かな?って思う人もいるんだけれども、ただならぬ人の生活の気配が駅のホームまで、線路を走る電車の中にまで染み渡ってくる。だから安心するんだとおもう。
昨日の夜、心の琴線が揺れ動く瞬間があったんだけど、なんだったかな…。こういう時って大抵メモアプリかブラウザのタブを見たらわかるんだけれども、今回はその予感のするメモはなかったし、タブも開かれてなかった。何だったんだろ。
さてさて今日は久しぶりに出社した一日だったよ。10時に公開するものがあったのでその1時間前には会社に着いたかな。オフィスにはまだ全然人がいなくて明かりもついてなくて、ここはこんな顔もできるんだなってよく知ってる人の新たな面を見るようなきもち。
お天気だったのでおひるはお弁当を持って日比谷公園に行ったよ。ここはサラリーマンの心のオアシス。夕方にはまた日比谷公園を一周したんだけど、日比谷音楽堂の門がかっこよかった。よくライブしてるよね。一緒にライブ、行きたいな。 ベンチに座ってお弁当を食べてたんだけど、じっと動かず座っていると陽射しが容赦なくからだにふりかかってとにかく暑かったので、食べたらすぐに立ち上がった。まだあと30分あるし、ドトールにでも入ろうかと思ったんだけど、シャンテが開いてることに気づき、さくらちゃんとコテージの話をしたことを思い出してコテージに行ったよ。 すると困った困った。おもしろそうな本がいっぱい。ほんと蔵書いいよね。蔵書をみることでその本屋の思想がわかっちゃうというのはほんとうに面白いしなんだかおそろしい。 ほしい本なんて全てだし、読みたい本なんて全てだし。なにも決めれないしそもそも積読多すぎるし休憩時間もおわるしで、後ろ髪引かれながら一冊のジンだけ買って店を出る。エスカレーター降りてるとすぐ下の2階に帽子屋さんがあったから今度見ようとおもった。 ここでセブンのカフェラテを買っていこうかと思ったけどなんだかそれだとちょっと豊かになりすぎるんじゃないかとこわかくなったから買わずに戻った。こういうときあるんだよなあ。あとは昨年度の評価とボーナスの通達を受けたり、そこで部長とグループリーダーから褒めてもらえたり、先輩と雑談したり、あと、このブログを作った話をとある先輩に話したことをきっかけに新しいプロジェクトに入ることになったよ。たのしく愉快な出社日だった。
なんだか日記みが強くなった。今気になってる本とか話したいことあるけれどもそれはまたこんどに。
2021-05-27sakura
雨が降った日と最近の家こと
あれよあれよという間にこの場所を作ってもらいました。改めましてありがとう。いつの日か、しばらく続けていたLINEでの交換日記のようなものから生まれた場所。今日も生活を営むお互いの幸せを祈るように、紡いだ言葉を送りあう行為がこんなにも健やかで楽しいことなのだと、なんだか嬉しくなったよ。これからこの場所でたくさんのひそひそ話をしようね。
出社日にお天気が良いとそれだけで得した気分になるよね。リモートが増えたぶん、出社すると身体的にも精神的にも疲れてしまい、毎日のように出社していた日々が遠い昔のよう。日比谷公園から日比谷コテージに行けちゃうお昼休みが羨ましい…!コテージの本のセレクト、本当に良いよね。駅前とかの大きな本屋さんはどうしても確実に売れる本を並べる必要があるから、何となく置いている本の傾向が似ていることが多くて、もちろんそれはそれで悪いこととは決めつけられないけれど、いわゆるインディペンデント系(コテージはHMVだから違うか)の本屋さんに行くと、個性が見えるのが楽しいよね。だから、そういう本屋さんを応援したいという気持ちを込めて、できるだけそこにお金を落とそうとしている。私も積読がすごくて、背表紙ばかりを眺めている本がたくさんある…。
昨日はたくさん雨が降っていて、それに低気圧も本当にひどくて、頭痛と肩こりで押しつぶされそうな1日だったよ。そんな雨のなか、出社する用事があったから家を出なければならず、どうせ出掛けるならと気になっていた展示「女が5人集まれば皿が割れる 여자가 다섯이 모이면 접시가 깨진다」に寄りました。「ひととひと」というコレクティブによる初の展覧会とのことで、とても充実した内容で面白かった。今週末にオンラインでのトークイベントがあるので聞こうと思う。
この季節、家の近所を歩くとよくツバメが飛んでいる。川が近くて自然が多いからかな?どこかの家の玄関とか、お店の庇のちょっとした隙間にヒナがいる巣を見つけることもある。去年は家のお風呂場の窓の上(説明が難しい)に巣ができていて、鳴き声がよく聞こえてたんだけど、今年は空き家(空き巣?)になっているみたい。最近、理由は分からないけれど早起きができるようになった。だいたい6〜7時には目が覚めてしまって、こうなったらとことん自分のために時間を使おうと思い、Podcastを聴きながら散歩をしたり、ゆっくり家事をしたり、読書をしたりしているよ。朝の時間をたくさん使えるようになると1日がとっても充実するの、不思議だね。あと朝の時間帯特有の静かな家の雰囲気も好き。昼間、仕事を含めてパソコンに向き合っているときは、電気を付けずにキャンドルを付けるのがマイブーム。ほかにはベランダに出るのが気持ちい季節になったから、やたらとベランダで活動をしようと試みている。この前はベランダで抹茶アイスを食べたよ。いまは屋外用の椅子を一脚置いているだけだから、追加でもう一脚とテーブルを購入する予定。届いたら写真を撮って送るね。
低気圧にやられてるのを感じると、人間はやっぱり水なんだな。低気圧や標高の高さに平気なひとたちと自分はなにがどう違うんだろうかとおもっちゃうね。
展示、おもしろそうだと思った!展示内容、そしてトーク、どうだった?気が向いたらきかせて。それにしても韓国のフェミニズムの動きはほんとうにまぶしいくらいに進んでて活発でうらやましいかぎりだね。
お風呂の窓の上にツバメの巣があるの、なんだか最高だね。一緒に暮らしてる、生活が近い。小さいときはツバメとの距離感近かった(物理的と言うか概念として‥)と思うんだけど、大人になってからはあんまりツバメと出会わないような。近かったのは歌のフレーズに出てきたりするからかな。大人になってからは鳩とかのほうがよく見るからかな。
ベランダの写真を見せてもらったけど、とっても最高だったね。夏は朝がいちばん過ごしやすいから朝ベランダでオレンジジュース飲めたりしたら最高だなあとおもった。それだけで生きることの心地よさを感じれるよね。想像するだけで心にそよ風がふくよ。
tamao
窓を開けたまま眠るの、私も大好きだったけれどいまの家は前の道の車通りが激しくて、人もよく通るからいつの間にか防犯上の理由でやめてしまった。でも本当に窓を全開で眠る自由も、外で眠る自由もあるはずだよね。雨が顔にかかって起きるなんて、絵本の世界の出来事みたいで心がときめいてしまった。
空の上の景色を本当に久しぶりに見たような気がする。空に浮かぶ曇ってなんでこんなに美しいんだろう、神秘的な気持ちになりました。そして「帰熊」という言葉の面白さ、日本語の熟語にはあらゆることを表現できるね。お休みをゆっくり過ごせたみたいで良かった。いつか私も熊本の自然に抱きしめられながら自転車に乗ったり、思いっきり息を吸ったりしたい。
互いに共鳴することで結びつきが強くなる話、とても分かる。年齢を重ねるにつれて、それは簡単なことではなかったんだなと思うこともあるけれど、ちゃんとそこで生まれた喜びを大切に持っておきたいね。
sakura